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Skyrim雑記:雑記的なメモ(2017年②)

雑記的なメモ(2017年 その2)
※使用させて頂いた全てのMOD制作者様に感謝を。



●08/27:「現代的な感覚」の話。
個人的に「義賊」が好きになれない。
貧乏人から盗むのはご法度だがそれ以外からなら構わないという、「強きをくじき弱きを助ける」の乱用。実際は正義でも何でもない、ただの犯罪。これを正当なものとして認めてしまうと、秩序が崩壊し、私刑が横行する。タチが悪いのは、ただの犯罪行為を民衆が支持すること。民衆が秩序の崩壊を間接的に後押ししていること。

良い暴力と悪い暴力、良い差別と悪い差別の区別が無いように、良い盗難と悪い盗難も無い。暴力は暴力であり、差別は差別であり、盗難は盗難である。「暴力をふるっている人間相手なら暴力をふるっていい」、「差別思想の持ち主相手なら差別していい」、「金持ち・権力者からなら盗んでいい」は全部同種で誤り。(なおこれを以前"帝国派"に言ったらネト○ヨとか差別主義者と呼ばれた。右か…?)

『必殺仕置人』にはこんな台詞がある。「向こうが悪なら俺たちはその上をゆく悪にならなきゃいけねぇ。俺たちゃ悪よ。悪で無頼よ。なぁ鉄…磔にされてもしょうがねぇくらいだ」。義賊を名乗るならこのくらいでないと。(それでも好きにはなれないだろうけど。)

と書いたが、これ、もしかしたら「現代的な感覚」なのかも?

――――
ウィンドヘルムの石拳のロルフを「気に入らない」という理由で殴る者に、灰色地区のダンマーが気に入らないという理由で毎晩巡回する石拳のロルフを批判する資格があるのかね。
内容が何であれ言論を暴力で黙らせることが正当な行いなのか?

ずっとそう思っていたが、そういえばこれも「現代的な感覚」だ。
(タムリエルの)文明レベル的には問題でないのかもしれないが、現代的な感覚では問題。こういう題材に対して現代的な感覚で判断するのもズレてる感じがするし、かといって文明レベル相応の価値観に合わせるのも抵抗がある。悩ましい。


※追記。
そもそも一般人が山賊とか○しても何ともない時点でとか、冒険者って実際略奪者だよねとか、
ああ、これ、あんまり考えすぎるとファンタジーを楽しめなくなるやつだ。

●07/17:TESの世界は本当に中世か
過去をモデルとした作品の描写を現代的価値観をもって断罪することの愚かさは知っている。

→TESの世界はいつ頃なのか?
技術的にぶっ飛び過ぎているドゥーマーの存在(と魔法の存在)がこの話題を扱うことの無意味さを象徴してるような気がするが、まあ置いとこう。

古代ローマっぽい帝国に「ガレオン船」や「ジャガイモ」、「トマト」がある。タムリエルから4200マイル離れているアカヴィルに渡る航行技術が存在している。※1
参考にされた時代と違うのはテクノロジーやモノの面だけではない。古代ローマには奴隷制があったが、TESの帝国では奴隷制が禁止されている。※2
決闘裁判としての決闘制度は、第3紀399年においては、「時代遅れな法」と見做されている(しかし有効ではある)。現実世界で決闘裁判が廃れたのは15世紀。※3

どうも現実世界からみるとその時代より進んでいる印象を受ける。だが、この「進んでいる」という印象が既に間違いかもしれない。その印象をもつこと自体が「TES世界は現実世界と同じ順番で発展していく」と見ている証。どういう順番でどういう技術や思想が発展していくかは、その世界の事情や環境によるだろう。



※1
ガレオン船が登場したのは大航海時代に入ってから。ジャガイモとトマトは中南米原産。大航海時代を通じてヨーロッパに持ち込まれてから栽培が始まった。
上の文ではTES4を思い出して書いたが、UESPによれば、TESOの時代(第2紀582年)の時点で、ガレオン船も、ジャガイモ、トマトも存在しているらしい。

距離はユーザーメイドの世界地図による。4200マイルはリスボンからキューバくらいの距離。
一応『イオニスの惨事』には、エスロニーのブラック港からアカヴィル南西のツァエシまで6週間かかったことが書かれている。ただ、エスロニー自体がタムリエルとアカヴィルの間の「どこかにある島」であることから、この本の情報だけでは正確な距離を割り出すのは難しいだろう。
航路も速度も書かれていない。遠征を目的とした艦隊だから武器や物資などの重さで速度は相当遅いと想像はできる。(エスロニー:UESPの「Esroniet」。)

私掠船も既に存在しているらしい。ゲーム内書籍『西の歪み』に記述あり。ハイロック地方だけなのか、他の地方にも存在しているのかは確認できなかった。
追記:UESPを「Privateer」で検索すると、第2紀582年の時点で私掠船が存在していたらしい記述が読める。ダガーフォール・カバナントに関するものが多い印象を受けるが、アルドメリ自治領の名も確認できる。
※2
モロウィンドには奴隷制が残っていたが、これは第2紀の末期に帝国とモロウィンド間で結ばれた休戦条約による。(UESPの「Lore:Armistice」参照。)


※3
ゲーム内書籍『オルシニウム陥落』より。
「複数の請求者に同等の所有権があるとされ、膠着状態になったときは、決闘で勝負をつけよと法はうたっております。なんとも時代遅れな法かもしれませんが、繰り返し検分してみたところ、現在においても有効とされるのです。帝都評議会のお墨つきで」。

●05/07
ロアの話は有意義。ロアモンガー、ロアが存在しない派、全部ロアだよ派を見分けるフィルターの役割を果たしてくれる。

ロアモンガーの存在は知っていたが、あと2つは知らなかった。
ロアが存在しないって、文字通りの無でしょう?ロアが無いなら、ドヴァーキンもシェオゴラスもシシスでさえも存在しないことになってしまう。

一番最後のは、「楽しみ方は人それぞれ」が何故か「何でもロア」にすり替わっている?楽しみ方の問題と区分としてのロア問題がごっちゃになってるのかな。
楽しみ方としてはそれはたぶん自由だろう。法や規約などルール的なものに反しない限りは。

しかし区分として論理として「幅が広い」は「すべて」と必ずしも一致しない。公式で言及されてるものはロアと言えるかもしれない。言及されてないものはグレー(わからない)じゃないか?というのが私の個人的な認識。
楽しみ方の問題(自由)と区分の問題は別に考えねば。


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しかしいくらTESの懐が広いからって、バルフィエラ島に宇宙船が刺さってたり、第1紀にサイボーグがいたり、未来からの飛来物がサールザルのドゥーマー製プラズマネットワークに封印されてたりしないよな。ははは。
-------------
「膝に矢」の意味は何か?とかね。
説はいろいろあるらしい。文字通り膝に物理的に矢を受けて引退したとか、結婚の比喩だとか。

こういった想像の是非。
想像することも、何かの意味だと主張することも自由。でも、例えばwikipediaにでも書けば、論拠を求められるか独自研究を疑われる。事実として認めて貰う際に証拠が必要なのは当たり前。
明確な根拠がないから違うと言われることは、事実か否かの区分の問題であって、想像や主張の自由を否定されてるわけじゃない。



●05/06:小さな疑問。
疑問1:イスグラモルの墓の炎。
なぜあそこで魂を浄化できるのか。魂の浄化といえばファリオンが吸血鬼治療に使うサークルが思い浮かぶが、類似性はあるのか。
ウースラドがないとイスグラモルの墓に入れない以上、あそこに炎を置けたのは断片化する以前になる。ESO未プレイゆえ自分の目で確認できていないが、ESOで断片化するという情報あり。(ESOの時代は、第2紀580年~583年。)
コドラクによれば、ビーストブラッドの歴史(ウェアウルフ化)が始まったのは数百年前。炎はウェアウルフの治療のために設置されたものではない。


疑問2:なぜコドラクだけ火葬?
オラフ王、ボルガス王は古代ノルド遺跡に棺がありドラウグル化(埋葬)。イスグラモルも、墓の最奥にドラウグルが入っている棺があり、埋葬された可能性がある。
各都市の場合、有力者、一般人を問わず(サルモール司法高官でさえも)死者の間へ。みな埋葬。なぜ同胞団の導き手だけ火葬なのか。
それが伝統として第4紀201年に伝わっているのなら、それはスカイフォージのためか。ならば同胞団の祖先はどうやって火葬とスカイフォージの関係を知った?イスグラモルでさえ埋葬用と思しき棺があるのに。
埋葬が伝統なら、火葬を試すには相応の理由があるはずだ。それも同胞団の導き手の遺体を燃やすという行為を正当化するだけの理由が。



内戦クエストやロアの話について考えてると、「Fork of Horripilation」を有難がるシェオゴラス信者と同じなんじゃないかと思うことがある。
そしてだんだん公式が偉大なるデイドラの王に見えてくる。(プレイヤーはデイドラに振り回される定命の者?)
でも好きだから仕方ないね。もっと知りたい。知ることはそれ自体が楽しい。


何故、ロアに興味があるというだけで、ロアモンガーを疑われなければならないのか?
仮にその人がロアモンガーに苦しめられていたとしても、ロアモンガーかどうか判明してない他人をロアモンガー呼ばわりすることに正当性などあるものか。
イスラム教徒の全員が過激派になるわけではないのと一緒。

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